「帽子を落とした話」と「筒を編む」

僕はキノコばかり編んでいるのだけれど、もちろん他のものも編む。 帽子を編むのが好きだ。 帽子はどこかキノコに似ていて、好きなように編める。 キノコはだいたいかぎ針で編むけれど、帽子は棒針で編んでいる。 どちらにせよ筒なのだ。 端っこが閉じていても閉じていなくても筒は筒。 編み物の歴史をたどると、「筒」を作るのがひとつの「編み物らしい」ものの作り方だ。 なんでも「筒」をつくれば、伸び縮みしたり、糸か[…続きを読む]

編みキノコワークショップにて

どーもどーも。 更新しないので、もう誰も見なくなっちゃったんじゃないかと思いながらの更新です。 最近、編みキノコワークショップを開いていて改めて思うのですが、「自由にやる」というのは本当に大事だな、と。 「いちど、ここまでできるようになってから」というやり方もあるし、「そうやった方が良いことがたくさんある」と言う人も多いと思いますね。 中には「自由に」と僕が言うのに対して怒る人もいる。 だからそう[…続きを読む]

くさり編みのポテンシャル

ご存知の方も多いと思いますが、くさり編みは編み物の基礎の基礎ですね。 下の編みキノコについている黄色いひも状の部分が鎖編みですね。 僕はこのくさり編みがかなり好きなのですが、編み物界世間一般にはあまりそういう話を聞かないのでなんでだろう、って不思議に思いますね。 まず、くさり編みは、工夫次第で作品のデザインにとても使えるのですね。 少なくとも僕はそうですね。 たくさん生やすとこんな感じになります。[…続きを読む]

編み雲・理系研究者とコラボしたい話

編みキノコを編んでいて、 「編み物は自然の形が作れるんだ!」と思うにいたりまして。 「じゃあ雲を編んでみよう」と思ったのです。 もう2、3年前のことですね。 それでできたのがこれ。 この糸は光をとおす糸だから、中から光らせてみようかなと思って えいっ! なんかきれいですね。 フラクタルとかカルマン渦とか、文系の僕にはわからないけれど、とにかく編み物にはこういう可能性があることはわかります。 「自然[…続きを読む]

編みキノコはどうやって生えてくるか

そのうち編み生えてくるところを YouTube で生放送しようかとも思っていますけれど、それはもう少し先のお話で。 とりあえず編みキノコは自然発生的なんですね。 編むと生えてくるのか、生えてくるのに合わせて編むのかわかりませんが、糸を編んでいくと、自然の形作る造形に近づくんですね。 人間が無理やり平面にしたり、真四角にしたりするから、編み地はそう言う風になるだけで、自然に編むと、自然の造形物の形に[…続きを読む]

空也上人編みキノコ

空也上人像という仏像がありまして、私、好きなんですね。 本当はここに写真を載せたいのですけれど、なかなかそういうことしちゃダメみたいで、やめときます。   空也上人像というのは口から小さい人を出してるお坊さんの像なのですね。 それで、その空也上人像を思っていたら、こういうキノコが編み生えてきたのですね。 嗚呼、空也上人みたいだ。

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